3月16日、日本のポップカルチャー作品をファンの投票で選ぶ「SUGOI JAPAN Award2017」の各部門1位が、よみうり大手町ホールにて発表された。マンガ部門は『僕のヒーローアカデミア』、アニメ部門とラノベ部門は『Re:ゼロから始める異世界生活』がダブル受賞、エンタメ小説部門は『小説 君の名は。』が頂点に輝いた。
エンタメ小説部門の『小説 君の名は。』は、映画『君の名は。』の新海誠監督が自ら手がけた小説である。東京に住む少年・立花瀧と田舎に住む少女・宮水三葉の入れ替りを描いたストーリーで、2016年の文庫売上第1位を記録した。映画も興行収入200億を超える大ヒットとなっている。
「SUGOI JAPAN Award」は今年で3回目の開催だが、これまでの各部門1位はすべてアニメになった作品が選ばれている。映像化されることで原作の人気を拡大させるメディアミックスの時代を反映した結果となった。