映画『美しい星』の予告編とポスタービジュアルが公開された。
吉田大八が監督を務める同作は、三島由紀夫が1962年に発表した同名SF小説をもとに、物語の舞台を現代に移して映画化した作品。平凡な家族が突然宇宙人として覚醒し、「美しい星」である地球を守ろうと奮闘する様を描く。キャストには火星人に覚醒する天気キャスター・大杉重一郎役のリリー・フランキー、水星人に覚醒する長男・一雄役の亀梨和也、金星人として目覚める長女・暁子役の橋本愛、家族の中で唯一覚醒しない妻・伊余子役の中嶋朋子らが名を連ねる。
予告編ではリリー演じる大杉が天気予報番組で「太陽系連合からのメッセージ」を伝える場面をはじめ、亀梨演じる一雄が「俺も水星人、らしいよ」と語る姿、橋本演じる暁子が「私、金星から来たの」と中嶋演じる伊余子に告げる場面、佐々木蔵之介演じる謎の男による「地球に救う価値はありますか?」との問いかけに「あるに決まっているじゃないですか。だって、こんなに美しい星なんだから」と答える大杉の様子、謎の男に「証明してみろ」と問われた大杉が空に向かって不思議なポーズを取り、円盤を呼ぼうとするシーン、一雄が父の挑戦を見守る様子などが確認できる。
ポスタービジュアルには、両手を空に掲げたリリーの姿をフィーチャー。「そこから、なにが見えた?」というキャッチコピーも確認できる。