映画『光と禿』が4月22日から東京・新宿K's cinemaで公開される。
1週間限定で劇場公開される同作は、『MOOSIC LAB 2016』で観客賞、審査員特別賞、最優秀男優賞、最優秀女優賞、ベストミュージシャン賞の最多5部門を受賞した作品。道端で転んだ盲目の女性・梢を助けようとするも、その友人に痴漢と間違われた中年のミュージシャン・スギムと、スギムに謝罪しようと彼を探す梢の姿を描く。
本人役で主演を務めるのはスギム(クリトリック・リス)。梢役を岸井ゆきの、梢の友人・友梨役を樋井明日香、スギムの後輩・桐島役を武田航平が演じる。監督は佐々部清や瀧本智行のもとで演出を学んだ青木克齊。今回の発表とあわせて同作の予告編とポスタービジュアルも公開された。
スギムは同作の劇場公開にあたり「楽器できないし音痴だし、今までミュージシャンって胸を張って言えなかった。そんな僕を主役にしてくれて、単独の劇場公開も決まって、これからは職業欄にマルチタレントと書きます。ハゲしく輝くちょっと変な青春映画を沢山の人に観てもらいたいです」とコメント。
青木監督は「名前も風貌も怪しい中年ミュージシャンを主演に迎えた一見フザケたタイトルの映画ですが、意外とチャーミングな姿に笑ってホロッとしてもらえるかもしれません。また、周りを固める役者陣にもご注目頂き、とにかく騙されたと思って劇場でご覧頂きたいです」と語っている。