マクラーレンは3月16日、同チームで2度のワールドチャンピオンに輝いたミカ・ハッキネンをアンバサダーとして迎えると発表した。
“フライング・フィン”の愛称で親しまれているハッキネンは、1993年から2001年までの間、マクラーレンからF1へ130戦出場。計20勝を挙げ、1998~99年の2年連続で世界チャンピオンに輝いている。
ハッキネンは新たに創られた『パートナー・アンバサダー』に就任。マクラーレンのエクゼクティブ・ディレクターであるザック・ブラウンやマーケティング部門、マクラーレン・オートモーティブなどと協力しながら活動していくという。なお、この契約は複数年に渡るとのこと。
「マクラーレンはF1における我が家のように感じていたし、今も僕の心のなかで大きな位置を占めている」とハッキネン。
「今、マクラーレンが難しい状況に置かれていることは承知している。しかし、彼らが復活するのは時間の問題たと確信しているし、その時が早く訪れるよう協力したい」
「マクラーレンに復帰するという決断は簡単だった。つねに連絡を取っていたし、今も現役時代をともに過ごしたスタッフたちが残っているからね」
「マクラーレン・オートモーティブでの新たな任務を楽しみにしているよ。普段からマクラーレンの市販車に乗っているけど、本当に素晴らしいクルマなんだ。マクラーレンが世界最高峰のハイパフォーマンススーパーカーを作っていることは間違いない」