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MPVから本格SUVヘ。軽量プラットフォーム採用の新型『プジョー3008』登場

2017年03月16日 20:20  AUTOSPORT web

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多目的ミニバンから、本格SUVへと変身を果たした、新型「プジョー3008」
先日、GMからオペル・ブランドを買収したプジョー・シトロエン要するPSAは、プジョーのコンパクト・セグメントのなかでMPVとして位置付けていた『3008』を、コンセプト、プロダクトともに刷新。新たに本格SUVに生まれ変わった新型『3008』を、3月13日より発売開始した。

 昨年5月に本国デビューを果たした新型『3008』は、世界中で広がりを見せる激選区のSUVセグメントのなかで存在感を高めるべく、PSAの持つ革新的な技術がふんだんに投入されている。

 208や308などにも採用された独創的な「i-cockpit」は新世代へと移行し、本格SUVデザイン、高いドライビングクオリティ、最先端の装備など、あらゆる点でプジョーの新しいベンチマークになることを目指して開発され、見事に2016年の欧州イヤー・カーに選出。今季のダカール制覇を果たした『3008DKR』のイメージベースともなっている。

 その革新的インテリアの中核を成す新世代の「i-cockpit」は、メーター部に美しく多彩な12.3インチのデジタルヘッドアップインストルメントパネル、センター部に実用性に優れた8インチタッチスクリーンとトグルスイッチ、スポーティドライブを実現する小径レザーステアリングなど全てのパーツを刷新。画面カラーや、室内パフューム、間接照明輝度やサウンドなど、ドライバー好みの室内環境を3つまでプリセットする機能も備えた。

 また、Cセグメントを中心に採用される「EMP2」と呼ばれるプジョー自慢のモジュラーシャシーは、308でも実証した高いダイナミクス性能が特徴。165psの1.6リッター直噴4気筒ターボに6速ATを組み合わせたパワートレーンと、SUVとしてクラス最軽量の部類に入る1400kg台中盤という車重と相まって、パワフルなドライブフィールが味わえる。

 SUVとして重要な駆動力配分にも、全輪へのセンシングを行い「スノー」、「マッド(泥、ぬかるみ)」、「サンド(砂地)」など、路面に合わせたトルク分配を可能とする「アドバンスドグリップコントロール」を装備。

 また先進安全の面でもアクティブセーフティブレーキ、レーンキープアシスト、ブラインドスポットモニター、衝突軽減ブレーキ付きACCなど、最新車種に期待するほぼすべての装備が網羅されている。

 ボディカラーはメタリック・コッパー、アマゾナイト・グレーなど新色を含む全7色が用意され、登場時の「DEBUT EDITION(デビューエディション)」2種を含め、全4グレード展開。

 価格はカタロググレードのアリュールが354万円、同LEDパッケージが369万円、80台限定のアリュール・デビューエディションが398万円、180台限定のGTライン・デビューエディションが400万円となっている。

プジョーコール TEL:0120-840-240
プジョーHP:http://www.peugeot.co.jp