事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
新たなエンジンサプライヤー候補:プジョー復帰の噂
プジョーとシトロエンの2つのブランドを傘下に持つPSAグループが、2021年からのF1復帰の可能性を検討中との噂が流れている。
プジョーは1994年から2000年にかけて、マクラーレン、ジョーダン、プロストのエンジンサプライヤーとしてF1に参戦したが、目立った成績をあげられないまま撤退を余儀なくされた。
先日PSAグループは、ゼネラル・モータースから同社が欧州で抱えるオペルとボグゾールを買収することを発表しており、これによってフォルクスワーゲンを抜いてヨーロッパでは最大規模の自動車メーカーになる。その勢いを駆って、市販車の市場でのライバルでもあるメルセデスやルノーと、再びF1で戦おうという気になったとしても不思議はないだろう。
Tウイングとシャークフィン:美観を損なうパーツを“安全上の理由”で禁止にするという噂
シャークフィンの禁止理由はどうする?
ザウバーのリザーブドライバー:資金を持ち込む若者を募集中という噂
女性ドライバーカルデロンはFP1走行の予定なし
ロン・デニス:イギリス国防省のアドバイザーに就任
F1復帰はあり得るか?