映画『ドラゴン・タトゥーの女』続編の製作が発表された。
2011年に公開された『ドラゴン・タトゥーの女』は、スティーグ・ラーソンによる小説シリーズ『ミレニアム』の第1作目をもとにした作品。デヴィッド・フィンチャーがメガホンを取り、『第84回アカデミー賞』で5部門にノミネートした。
続編映画は、急逝したラーソンに代わってダヴィド・ラーゲルクランツが執筆した『ミレニアム 4 蜘蛛の巣を払う女』をもとにした作品となり、タイトルは『THE GIRL IN THE SPIDER'S WEB(原題)』になる見込み。監督は『ドント・ブリーズ』やリブート版の『死霊のはらわた』を手掛けたフェデ・アルバレスが務め、フィンチャーは製作総指揮を担当する。なお前作では主人公のミカエル・ブルムクヴィスト役をダニエル・クレイグ、リスベット・サランデル役をルーニー・マーラが演じたが、新作では新たなキャストになる予定だ。
同作についてアルバレス監督は、「この作品を監督できる機会を光栄に思うとともに大変興奮しています。リスベットは、どんな監督でも一度は自分が創り上げてみたいと夢見るキャラクターです。私たちはすでに素晴らしい脚本を完成させています。そしてこれから最高に楽しい段階に進むのです。『リスベットを見出す』という段階に」と先日開催された『The London Book Fair』のイベントでコメント。撮影は9月からクランクインされ、全米公開は2018年10月5日となる。