ホンダは、大型スーパースポーツモデル『CBR1000RR』と上級モデルの『CBR1000RR SP』を3月17日(金)に発売すると発表した。
昨年の10月にドイツのケルン市で開催された世界最大級のモーターサイクルショー、インターモトで発表された2017年型『CBR1000RR』。型式もSC59からSC77に変わり、9年ぶりにフルモデルチェンジを果たした。
CBRシリーズの最上位モデルとなる『CBR1000RR』は、1992年に発売された最初のモデル、CBR900RRから継承されてきた開発コンセプトである「トータルコントロール~操る楽しみの最大化」の進化を図るため、「ネクストステージ“トータルコントロール”操る楽しみの進化」を開発テーマに操る楽しみを追求したという。
エンジンは新設計の水冷・4ストローク・DOHC・直列4気筒1000ccエンジンを搭載し、重量はクラス最軽量の196kg。電子制御ではクイックシフターやABSに加え、車体姿勢推定システムやパワーセレクター、減速する際のエンジンブレーキの強さを3段階のレベルで調整できるセレクタブルエンジンブレーキなどが備わっている。
上級モデルの『CBR1000RR SP』には、オーリンズ製スマートECシステム採用の電子制御サスペンションやブレンボ製フロントブレーキキャリパー、チタン製フューエルタンクを装備。また、バッテリーは小型で軽量なリチウムイオンバッテリーを搭載し、より一層の軽量化とマスの集中化が図られている。
車体色は『CBR1000RR』にはヴィクトリーレッドとマットバリスティックブラックメタリックの2色が、『CBR1000RR SP』にはヴィクトリーレッドの1色が設定される。
メーカー希望小売価格は『CBR1000RR』のヴィクトリーレッドは1,865,000円(税抜き)、マットバリスティックブラックメタリックは1,895,000円(税抜き)。上級モデルの『CBR1000RR SP』は2,280,000円(税抜き)となっている。