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『デビルマン』を湯浅政明監督が現代版リメイク Netflixで来年配信

2017年03月16日 10:12  CINRA.NET

CINRA.NET

『DEVILMAN crybaby』 ©Go Nagai-Devilman Crybaby Project
アニメーション作品『DEVILMAN crybaby』が2018年初春にNetflixで配信される。

同作は、永井豪の漫画『デビルマン』を現代版にリメイクした新作アニメーション作品。原作漫画の結末までを激しいバイオレンス描写などを取り入れながら映像化し、飛鳥了と不動明の出会いから、デビルマンの誕生、デビルマンとサタンの対決となるハルマゲドンまでを描くという。

監督を務めるのは監督作『夜は短し歩けよ乙女』『夜明け告げるルーのうた』の公開も控える湯浅政明。脚本を『コードギアス 反逆のルルーシュ』『甲鉄城のカバネリ』などの大河内一楼が手掛ける。音楽は『映画 聲の形』や湯浅監督の『ピンポン THE ANIMATION』の音楽などを手掛けた牛尾憲輔(agraph)が担当。今回の発表とあわせて特報も公開された。

湯浅監督は同作の製作にあたり「配信という事で制約も少ないので、限界までやりますよ!バイオレンス、エログロなどありますが、最終的に『愛』です」とコメント。原作者の永井は「デビルマンとデーモンの闘いが、アニメーションでどのように描かれ、決着がつくのか。二度と実現出来ないかもしれない『デビルマン』の結末までのアニメーションを、僕自身楽しみにしています」と期待を寄せている。

■永井豪のコメント
原作コミック「デビルマン」のアニメ化のお話を聞いた時、まず一番に思ったのは「最後まで描いてくれるの?」でした(笑)。僕が絶大な信頼を置いている湯浅監督なら、やりきってくれると信じています。デビルマンとデーモンの闘いが、アニメーションでどのように描かれ、決着がつくのか。二度と実現出来ないかもしれない「デビルマン」の結末までのアニメーションを、僕自身楽しみにしています。

■湯浅政明監督のコメント
最も衝撃を受けた漫画「デビルマン」のアニメ化を、まさか自分がやる事になるとは!漫画史上最高とも言える衝撃的な展開と壮大なラストシーンにたどり着くため、原作のスピリット、エッセンスを「今やるアニメーション」の形に落とし込む作業に日々悪戦苦闘中です。しかし配信という事で制約も少ないので、限界までやりますよ!バイオレンス、エログロなどありますが、最終的に「愛」です。楽しみに待っていてください。

■牛尾憲輔のコメント
湯浅政明監督と漫画「デビルマン」をアニメ化させて頂きます。永井豪先生による壮大な一大叙事詩の本質を、余すことなくアニメにするためにチームが一丸となって取り組んでいます。監督とともに巨大な原作に挑むのはピンポン The Animation以来。あの時と同じチームで、またあの熱い日々を過ごせている事をとても光栄に思っています。監督がおっしゃる通り「愛」の作品です。是非ご期待下さい。