3月11日、岡山トヨペットは岡山市内にある本店で、自社のレーシングチームである『k-tunes Racing』の2017年活動計画を発表し、そのなかでインタープロトシリーズへの参戦が発表された。
k-tunes Racingはこれまではナンバー付きのGAZOO Racing 86/BRZ Raceや、N1規定で行われる岡山チャレンジカップなどで活動してきたが、インタープロトシリーズは初の本格的レーシングマシンによるレース参戦となる。
インタープロトはプロドライバーとジェントルマンが組んで戦うが、ジェントルマンはk-tunes Racingの代表で、岡山トヨペット副社長でもある末長一範。プロフェッショナルには、2016年にシリーズチャンピオンを獲得した中山雄一が起用された。
中山は「まだマシンが組み上がっていないのでどんなマシンになるか分かりませんが、過去4年間の経験もあって、どこをどうすればいいのか分かっているので、チャンピオンを目指していきたいと思います」と語った。
また、末長は「昨年まではCCS-Rで参戦していたのでインタープロトを見ていましたが、面白そうなレースだなと思っていました。早く乗ってみたいですね」と意気込みを述べている。
一方2015年から参戦しているGAZOO Racing 86/BRZ Raceには、ドライバーに新田守男を起用。チームのさらなる進化のために、ベテランの新田がチーム全体のアドバイザーも兼任する。
チーム体制は昨年までよりも強化され、スタッフは6名に倍増。新たに配置されたインタープロトを担当するメカニック2名をインギングへと派遣し、組み立てから担っていく予定になっている。