舞台『あんちゃん』が6月27日から東京・新大久保の東京グローブ座、8月5日から大阪・森ノ宮ピロティホールで上演される。
『あんちゃん』は田村孝裕(ONEOR8)の作・演出によるオリジナル作品。幼い頃に自分と家族を捨てた父を憎んで生きてきた青年が父と再会し、出ていった本当の理由を知ったことから青年の家族への思いが揺れ動くというあらすじだ。1つの家族を通して「人は誰かを悪者にしないと生きていけないのか?」というテーマを描く内容となる。
主演を務めるのは、ストレートプレイでは初主演となる北山宏光(Kis-My-Ft2)。北山は主演に起用されたことについて「初の単独主演をさせて頂けると聞いたときは、ビックリして『俺が?主演?大丈夫?』と何度も確認をしてしまいました」と明かしているほか、「舞台を観終わって劇場の扉を開けて出て行くとき、みなさんの心にポッと灯をともせるようなお芝居を目指して頑張りますので、是非劇場に足を運んで頂きたいです」と意気込みを語っている。チケットの一般販売は5月21日からスタート。
■北山宏光(Kis-My-Ft2)のコメント
初の単独主演をさせて頂けると聞いたときは、ビックリして「俺が?主演?大丈夫?」と何度も確認をしてしまいました。今回、田村さんとは初めてご一緒させて頂くので、少しでも成長できるようについていきたいと思っています。今作のテーマ「人は誰かを悪者にしないと生きていけないのか?」これは誰の心にも訴えかけられるテーマだと思います。舞台を観終わって劇場の扉を開けて出て行くとき、みなさんの心にポッと灯をともせるようなお芝居を目指して頑張りますので、是非劇場に足を運んで頂きたいです。
■田村孝裕(ONEOR8)のコメント
評判や評価、特に批判は以前よりも断然、身近になった。悪行への許容範囲が狭まったと言い換えることもできる。そんな時代にトップアイドルに君臨する北山さんには尊敬しかないが、何より凄いのは、「悪」を一切感じないことだ。人間誰しも「悪」の部分を持っているはずなのに「善」ばかりが目についてしょうがない。でも芝居においての人間らしさは「悪」にたくさん詰まっていると私は思う。ご一緒するにあたり、どこかにいるはずの「悪」を垣間見るべく、必死になって稽古しようと思います。