書籍『ラップは何を映しているのか――「日本語ラップ」から「トランプ後」の世界まで』が、3月27日に刊行される。
著書『アメリカ音楽史 ミンストレル・ショウ、ブルースからヒップホップまで』で2011年に『サントリー学芸賞』を受賞した研究者の大和田俊之、音楽評論家の磯部涼、批評家でビートメイカーの吉田雅史が日本とアメリカにおけるラップを論じる同書。ドナルド・トランプ大統領誕生を巡るヒップホップ界の反応や、黎明期からのラップの歴史、日本語ラップの変遷を題材に、ラップの持つ政治性や社会性、ラップとファッションの関係などを探る。また内容に関連する楽曲リストも付属する。