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WTCC:ホンダ陣営の3ドライバーが意気込み。道上龍「本当に忙しい冬だった」

2017年03月14日 20:40  AUTOSPORT web

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昨年のもてぎラウンドにスポット参戦した道上龍
2017年のWTCC世界ツーリングカー選手権にホンダから参戦するティアゴ・モンテイロ、ノルベルト・ミケリス、道上龍の3名が今シーズンへの意気込みを語った。

 3月14日、イタリア・モンツァで実施中の開発テストで2017年仕様のホンダ・シビックWTCCを公開したホンダ陣営。

 3名のドライバーのうち、モンテイロ、ミケリスはカストロール・ホンダWTCCチームから、道上はホンダ・レーシング・チームJASからの参戦となる。

 2016年はドライバーズランキング3位につけたモンテイロは「ホンダに加入してから1番興奮した気持ちで新シーズンを迎える」と心境を語った。

「去年はホンダのWTCCプロジェクトのなかで、もっともコンペティティブなシーズンだった」

「チームとしても僕個人としても、このオフシーズン中に行ったシビックWTCCの開発を通して、両チャンピオンシップを勝ち取る自信を深めたよ。もちろん、それが僕の目標でもあるしね」

「ライバルチームも強力だが、チームメイトたちも侮れない。今年は間違いなくエキサイティングなシーズンになるはずだ」

 ミケリスは「昨シーズン後半から、戦える実感を得た。そして、オフシーズンの開発テストを経て、17年シーズンは開幕から、より強力に戦える自信がある」とコメント。

 そして、今年がWTCC初フル参戦となる道上は「本当に忙しい冬を過ごしました」と語っている。

「ヨーロッパで何百キロも走行を重ねて、チャンピオンシップやシビックWTCCへの理解を深めていきました」

「コンペティティブなチームやドライバーでなければ、グリッドの上位に着くことができないシリーズですが、ホンダチームは懸命に作業を重ねて上位を争う準備を整えてきました」

「今年戦うサーキットのほとんどは未知の場所ですが、僕たちを待ち構えているチャレンジにワクワクしていますよ」