トップへ

バレンシアガの「黒」に焦点当てた展覧会、パリコレ最終日に開幕

2017年03月14日 19:34  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

ブールデル美術館の外観 Image by: FASHIONSNAP
パリファッションウィークの最終日に、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」の創設者クリストバル・バレンシアガに捧げる展覧会がパリのブールデル美術館(Bourdelle Museum)でスタートした。ブランドの代名詞でもある「黒」に焦点を当てた展覧会のタイトルは、「バレンシアガ、黒の作品(Balenciaga, l'œuvre au noir)」。



バレンシアガ100周年、展覧会開催の画像を拡大

 「バレンシアガ」は今年メゾン創立100周年を迎えた。パリファッションウィーク5日目にはアーティスティックディレクターのデムナ・ヴァザリア(Demna Gvasalia)が手がける「バレンシアガ」が2017年秋冬ウィメンズコレクションを発表。終盤はクリストバル・バレンシアガが築いたオートクチュールの歴史をデムナ・ヴァザリアが再解釈したドレスがランウェイを飾り、注目を浴びた。
 「バレンシアガ、黒の作品」では「シルエットとボリューム」、「黒と光」、「黒と色彩」といった観点からおよそ100点の作品を集約。ブールデル美術館は彫刻家アントワーヌ・ブールデルのアトリエを改装して作られた美術館で、同展は常設される彫刻作品とともにドレスなどが並び、会期初日はパリファッションウィークに訪れた業界関係者らで賑わった。会期は7月16日まで。


■ブールデル美術館住所:18, rue Antoine Bourdelle 75015 Paris公式サイト