キャリコネニュースが3月8日に配信した記事「『ご祝儀3万円って誰が決めたの?1万円にしてくれ!』 結婚式に呼ばれたくない人たちの魂の叫び」がツイッターで話題となっている。特に注目を集めたのが
「めかしこんで3万持ってこいってさ、もうやってること明るいカツアゲじゃね?」
というネットの声。作家・ブロガーのはあちゅうさんが「明るいカツアゲwww」と反応するなど、このパワーワードに多くの人が目を奪われたようだ。
「明るいカツアゲ30万ぐらいされてます。被害者です」
ツイッターでは、カツアゲ被害者からの書き込みが多数寄せられていた。
「明るいカツアゲ30万ぐらいされてます。被害者です」
「そりゃ安くて3万円も払わされるんじゃよほど祝福してやりたい相手でもなきゃ『カツアゲ』に例えられるわ」
「毎月呼ばれた時にはなかなかつらいものがあった。祝儀込みで毎月なんのかんのと5万位飛んでいった」
またライターのココロ社さんは「世帯年収1500万円の夫婦の結婚式に年収300万円の独身が3万円のご祝儀というシーンは日常的にあるはずで、たしかに明るいカツアゲのようだ」とした上で、こう指摘する。
「一億総中流が前提だったシステムを同調圧力で維持しているのだろう」
このツイートは2700リツイート以上されている。格差社会が叫ばれて久しいが、結婚する余裕がある人に低所得の独身者がご祝儀を巻き上げられる光景はなんとも悲しい。
また、この「結婚式は明るいカツアゲ」は某人気芸人の発言が元ネタではないかという指摘もあがっていた。
「会費制にして、明るいカツアゲ被害者を少なくした」
この「明るいカツアゲ」事情は、地域や人によって変わってくるという。北海道の結婚式は基本的にご祝儀は必要なく「会費制」となっているため、出費は1~2万円になることが多いという。
その他の地域でも、会費制にしてカツアゲ被害者を少なくしたという人もいる。
「私は友達にそれ(明るいカツアゲ)したくなくてホームパーティにしたから、飲み代って会費を数千円貰った」
また「遠方だと宿泊費・交通費込みで10万近く飛ぶことあって重なると辛い」という声があった。たしかにこれは辛い。招待する側も心苦しく思っているようで、
「結婚式は海外とかで家族とか少人数でしたい派。間違いなく高すぎだと思うしそれを負担してもらってわざわざ来てもらうの申し訳ないと思ってしまう」
という声もあがっていた。
まだまだ決着がつきそうにない、明るいカツアゲ。ツイッターに「そこまで思うのなら行かなきゃいいのでは? 祝う気持ちがないのなら行っても意味がない」という声があるが、本当に祝いたい人の結婚式だけに参加したいのだ。しかし、会社づきあい人付き合いを考えると難しいのが現状。はやく全国各地に会費制が導入され「明るいカツアゲ」が撲滅されることを祈る。