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ハースF1、バーレーンGPで新ブレーキのテストを計画。短期的な解決策は準備済み

2017年03月14日 12:40  AUTOSPORT web

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ブレーキの感触に不満を抱くグロージャン
ハースF1チームは、長期にわたって問題となっているブレーキへの取り組みを続けており、バーレーンGPでカーボン・インダストリー製の新しい製品を試すことを望んでいる。

 ハースは現在使用しているブレンボ製ブレーキの一貫性の欠如を挙げ、対策が必要だとしている。ロマン・グロージャンも、この状況には不満を抱えているという。

 しかしサプライヤーの変更は、今年は単純にはいかない。ブレーキディスクの厚みも増しているために、大幅な設計変更が必要になるからだ。このために、ハースは現状ではブレンボと協力して解決策を探っている。

 グロージャンはテストの後に「ブレーキ問題の負担には我慢ができない。僕にとっては明らかに重要な要素であり、このせいでとても苦労している。いまはブレンボのスタッフと一緒に、解決策を探り出そうと懸命に取り組んでいるところだ」と話した。

 ハースはカーボン・インダストリー製品のテストをシーズン序盤、可能であれば3戦目に行うことを望んでおり、チーム代表のギュンター・シュタイナーは「(テストは)バーレーンで行うことになるかもしれない」と述べた。

 しかし、ブレーキのトラブルは(シーズン)序盤にチームを苦しめるほどの問題ではないと、シュタイナーは強く主張。特に今季加入したケビン・マグヌッセンがまったく不満を抱いていないことから、以下のように語っている。

「ブレーキについては対応予定だが、もう少し時間がかかる。理想的ではないものの、少なくとも安全な解決策が短期的にはある。その後、開幕から数戦後にプログラムを進め、うまくいけば最終的な解決策を得られるだろう」