先日のガールズちゃんねるに、「オシャレすぎる彼氏となんかダサい彼氏だとどっちがいいですか？」という内容のスレッドが立った。スレ主の女性には何度かデートをしている男性がいるが、その人はオシャレにはまるで興味がないようで、「なんとも言えずダサい」のだとか。（文：みゆくらけん）
アパレル勤務のオシャレ彼氏と付き合っていた過去を持つスレ主は悩む。
「結婚したら低コストでファッションなんてどうでもいいと聞きますが、でもファッションって中身を反映しませんか？悪い人じゃないですがなんか全てがダサく見えるし、デートで自分ばかりオシャレしても釣り合わなくて微妙な気分」
「ダサい人はお金あまってるから奢ってくれたりする（※独断）」
「じゃあ元カレのようなオシャレさんを選べばいいじゃない」というのは簡単だが、オシャレさんには難点がある。それは自分にお金を使い過ぎるところ。事実トピ主の元カレは「収入に釣り合わないほどの服や靴、アクセサリー、時計などを持ち、自分にかなりお金をかけていた」のだという。
確かにオシャレなのは結構だが、将来的に結婚となると、自分にお金をかけまくる男性は微妙なところ。高収入なら問題ないのかもしれないが、子どもに回したいお金を出し惜しみされたりしたらたまらない。このトピックへのコメントでも、
「オシャレな人はお金かかるよ。 平均年収でしょっちゅう旦那に服買われたら破産だよ」
という声を筆頭に、「オシャレな人は物欲だらけだし、自分が欲しいもの多いから基本奢ってくれたりしない」「女は結婚したら子どもの為とかで犠牲になれても、男性で今までいい服着れてたのがいきなり1900円着てねって言われてもできない」とシビアな声が相次いだ。
対し、ダサ男さんに対しては好意的。「ファッションにお金使わない分、貯蓄に回せそう」「ダサい人はお金あまってるから奢ってくれたりする（※独断）」と、なんとなく良いイメージがあるようだ。お金以外の面でも「断然ダサい彼氏の方が良い！」という声は多く、その理由は主に「一緒にいて疲れない」「自分の好きなように仕上げられる」というもの。
自称「ダサ女」さんは、「お洒落な男なんてこっちが気後れして、近くにも寄れない」と書き込み、それに賛同する人は多い。また、ダサ男さんはファションに無頓着な分、彼女や妻が選んだ服を喜んで着てくれる。その姿が「カワイイ」とキュンとするという人も。ある人は
「男は清潔感と健康！こまめなヘアカット、毎日の髭そり、耳掃除(笑)、爪もまめに整えて。体臭、口臭の防止、ケア。サイズの合った服選び。定期的な運動と食事への気遣い。それで十分です」
と悟っている（いや、結構なこと言うとるよ）。
お金をかけているのにダサいのは一番面倒
しかし、ダサい方が人気とはいっても程度問題はある。スーツ姿しか見たことがない男性と初めてデートした時の衝撃をある人はこう語る。
「『子供服？』って星柄パーカーをデートに来てこられた時の絶望は忘れられない」
他にも、「ギャル男系のダサいのだけは勘弁」「こだわりのあるダサ男は最悪」という声も多い。そう、オシャレ男VSダサ男さんで勝つのはあくまでオシャレに無頓着な「こだわりのない」ダサ男さんだということ。こだわりが強くお金もかけているダサ男さんは「一番タチが悪い」のである。
一方、少数ながら「オシャレ男」派の女性も。「話しが合うから買い物も楽しい」「常に気が引き締まるから女性としては良い」「ダサいと一緒に歩きたくない」などという声が集まった。自身も相当なオシャレ女性なのだろう。
筆者としては、やはり断然ダサ男さん派だ。いや正確には、ダサ男さんが好きというより、オシャレ男の意識高い感じ（偏見です）が苦手なのだ。特に女性のファッションに理解があり過ぎる人が嫌。内心「ネイルアートってフジツボに見える」ぐらいに思っている人が良い。
