10日、ピレリはF1第5戦スペインGPから、第8戦アゼルバイジャンGPまで4レース分のタイヤ選択を発表した。
第5戦スペインGPで持ち込まれるタイヤセットは、ソフト、ミディアム、ハードのもっとも硬い組み合わせが選択された。第6戦モナコGPと、第7戦カナダGPは、ウルトラソフト、スーパーソフト、ソフトと、もっとも柔らかい組み合わせだ。2度目の開催となる第8戦アゼルバイジャンGPはスーパーソフト、ソフト、ミディアムタイヤがチョイスされた。
各GPで選択された3種類のタイヤのうち、もっとも柔らかいコンパウンドのタイヤ1セットをQ3用に残しておく必要があり、Q3に進出したドライバーは予選後、ピレリに返却する必要がある。残り2種類のタイヤは、レース中、1度ずつ使用する必要がある。
また、2017年シーズンからタイヤのサイズや設計思想が変更されることもあり、開幕戦オーストラリアGPから第5戦スペインGPまで、すべてのドライバーのタイヤ配分数はピレリが指定する。