ドキュメンタリー番組『華麗なるミュシャ 祖国への旅路 パリ・プラハ 二都物語』が、3月16日にNHK総合で放送される。
現在のチェコに位置するモラヴィア出身の画家アルフォンス・ミュシャ。27歳でフランス・パリに渡り、アールヌーヴォーを代表する画家として活動したのちに50歳で帰郷し、スラヴ民族の歴史を描いた巨大絵画20枚で構成される連作『スラヴ叙事詩』を制作した。
同番組では、女優の多部未華子がフランス・パリとチェコ・プラハでミュシャの足跡を辿りながら『スラヴ叙事詩』に秘められた謎に迫る。語りは黒沢保裕。
なお同作は東京・六本木の国立新美術館で開催されている『国立新美術館開館10周年・チェコ文化年事業 ミュシャ展』で展示中。チェコ国外では世界初公開となる。