新海誠監督作品の特集上映が、3月18日から東京・下北沢のトリウッドで開催される。
昨年8月に公開され、245億円を超える興行収入を記録している『君の名は。』。4月7日からは北米での公開も予定している。新海監督は、本日3月11日に放送されるTBS系の番組『3.11 7年目の真実』に出演し、東日本大震災や『君の名は。』についてのエピソードを語る。また『君の名は。』の制作資料など約300点を紹介する展覧会『新海誠監督作品「君の名は。」展』が、3月20日まで東京・松屋銀座で開催中だ。
今回の特集上映では、商業デビュー作『ほしのこえ』から『君の名は。』までの監督作を一挙に上映する。ラインナップは『ほしのこえ』『彼女と彼女の猫』『雲のむこう、約束の場所』『秒速5センチメートル』『星を追う子ども』『言の葉の庭』『君の名は。』の7作品。『彼女と彼女の猫』は『ほしのこえ』と併映される。上映スケジュールや料金はトリウッドのオフィシャルサイトで確認しよう。
なお『ほしのこえ』が初上映された会場のトリウッドについて新海監督は、「14年前のトリウッドでの『ほしのこえ』上映初日を境に、人生が変わってしまいました。会ったこともない人たちが自分の作品を観るために大勢トリウッドに集まり、上映後には割れるような拍手をしてくれました。あの日の感動や昂ぶりをなんとかもう一度味わいたくて、僕はその後もアニメーション映画を作っているのだと思います」と昨年コメントしている。