トップへ

村上隆がキュレーションする陶芸シリーズが始動、第1回は大谷工作室らの作品を展示

2017年03月13日 09:04  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

写真
村上隆が陶芸・彫刻に焦点を当てキュレーションする「改めて陶芸を考えてみましょう」シリーズが、カイカイキキギャラリーでスタートする。第1回は「陶芸・彫刻を考えるきっかけ」 展を企画。4月4日から28日までの期間、奈良美智や大谷工作室ら4人の作品を公開する。

村上隆が陶芸をキュレーションの画像を拡大

 かねてから日本の陶芸の歴史と芸術としてのあり方に深い関心を寄せていたという村上隆は、現代陶芸のギャラリー「オツ ジンガロ(Oz Zingaro)」の運営や、海外現代美術ギャラリーでの若手陶芸作家のキュレーション、展覧会「村上隆のスーパーフラット・コレクション」「村上隆のスーパーフラット現代陶芸考」の開催など、陶芸に対して数々のアプローチを行ってきた。「改めて陶芸を考えてみましょう」では、展覧会だけではなくトークショーや販売会などのイベントを通じて、陶芸の新しい風景を作るための温故知新をシリーズとして展開する。第1回は「陶芸・彫刻を考えるきっかけ」と題し、奈良美智、大谷工作室、桑田卓郎、上田勇児、石山哲也の4人の作品を展示。昨年末に開催された大谷工作室による個展「僕が17歳の時、ジャコメッティの話を美術の先生に聞いて、彫刻に憧れて、僕は今、彫刻を作ってます」で提示されたテーマを掘り下げ、彫刻としての陶芸の可能性を探る。
■「陶芸・彫刻を考えるきっかけ」 展会期:2017年4月4日(火)~28日(金)会場:カイカイキキギャラリー   東京都港区元麻布2-3-30 元麻布クレストビルB1