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エマ・ワトソン 『ラ・ラ・ランド』に出演しなかった理由を告白

2017年03月12日 17:53  Techinsight Japan

Techinsight Japan

エマ・ワトソン、話題作への出演を噂されていたのだが…(出典:https://www.instagram.com/emmawatson)
極めて高い評価を受けた映画『ラ・ラ・ランド』に、主演するのではと報じられていたエマ・ワトソン。しかし彼女が出演することはなく、結局はエマ・ストーンが主演して映画は大成功。ゴールデングローブ賞授賞式では主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞するなどし、女優としての評価もグッと高くなった。一方でワトソンについては、“映画業界の人間”から不満が飛び出し「異常な要求を突き付け始め、リハーサルをロンドンでやれなどと言い出した」「La-la landはロサンゼルスって意味なのに…」「要求に従おうとしたが、結局ワトソンは出演しなかった」などという証言も飛び出すなか、ワトソン本人が経緯を語った。

『ラ・ラ・ランド』制作が決まった後、「主演女優はエマ・ワトソンで調整中」という報道が浮上。にもかかわらず主演しなかったワトソンにつき「制作サイドにワガママを言いたい放題だったのでは?」という報道も浮上したが、本人がこのほど『SiriusXM Town Hall』にてインタビューに応じ、経緯をこう振り返った。

「プロジェクトの早い段階で、役者の名前まで一緒に報じられることがあるわ。何も決定しておらず(制作側と役者の間で)同意もない時点でね。(映画ファンに)期待してもらうためよ。」
「でも私にとって、(すでに主演が決まっていた)映画『美女と野獣』は簡単にスタートできる作品ではなかったの。」

ワトソンは『美女と野獣』に主演するにあたり、ダンスや歌の稽古に数か月取り組む必要があったとのこと。しかも撮影のため英国に滞在せねばならず、『ラ・ラ・ランド』撮影にまで取り組むことは「スケジュール的にも地理的にも無理だった」という。

結果、主演女優にはエマ・ストーンが選ばれ高い評価を得たが、このような優れたミュージカル映画が高い評価を受けていることをワトソンはとても嬉しく感じるそうだ。「『ラ・ラ・ランド』は素晴らしかったと思うわ。本当に素敵」とも語ったワトソンだが、間もなくアメリカで公開となる同じくミュージカル映画『美女と野獣』がどれほどの評価を受けるかについては、やはり気になっているはずだ。すでに「ごく平均的な出来栄え」という声もチラホラ聞こえてきているが、絶賛された『ラ・ラ・ランド』にどこまで近づけるのか。

出典:https://www.instagram.com/emmawatson
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)