3月11日、WRC世界ラリー選手権第3戦メキシコのデイ3が、サービスパークのあるレオン周辺で行われた。TOYOTA GAZOO Racing WRTのヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)は総合6番手に浮上し、ユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC)は、ラトバラと0.3秒差の同7番手につけた。
前日のデイ2では、トヨタを含む各チームには高い気温と標高の影響からエンジンの温度が上昇するトラブルが発生。チームはこの対策に追われることとなった。
TOYOTA GAZOO Racing WRTのエンジニア陣は、対策としてエンジンマッピングの変更などを実施。これが功を奏し、SS9~17が行われたデイ3では、大きなトラブルなく走りきっている。