ドゥカティは、カタールのロサイル・インターナショナル・サーキットで行われているオフィシャルテスト2日目に2017年シーズンに投入すると思われる新型カウルをテストした。
ウイングレット禁止によって失われたダウンフォースを補うために、各マニュファクチャラーはオフィシャルテストでウイングレットに変わる新たな対応策を模索している。
カタールではドゥカティが新型カウルを持ち込んだことが確認されており、ドゥカティが新型カウルをどのタイミングで投入するか注目されていた。そして、ドゥカティはテスト2日目に新型カウルを投入し、その姿をあらわにした。
登場したドゥカティの新型カウルは、フロントカウルの中心を絞り込み、両側に大きなダクトが設けられている。コンセプトとしてはアプリリアのカウルと近い部分が見られるが、形状が大きく異なっている。
今回のカタールテストによりKTMを除いたマニュファクチャラーのウイングレットに変わる対策案が出そろった。