2017年03月11日 21:43 弁護士ドットコム
子どものいる人に「親になったのはいつですか?」と聞けば、それぞれの答えがありそうです。妊娠がわかった時、わが子を初めて抱いた時、あるいは育てていくうちに自然に・・・。では、親になることと「血のつながり」って、本当に関係があるのでしょうか?
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「いいじゃん 血なんて」
特別養子縁組をテーマにした、3月11日放送の『Wの悲喜劇』(Abema TV、再放送は3月12日午前9時~10時)では、そんな言葉も飛び出しました。発言したのは、養子縁組仲介や妊娠相談を行う一般社団法人「アクロスジャパン」の代表、小川多鶴さん。小川さんが特別養子縁組を考えるきっかけとなったのは、不妊治療中にアメリカ人の夫から「いいじゃん 血なんて」と言われたことだったといいます。
また、「育てたいという人の選択肢の一つとして、養子縁組があることを知ってほしい」と語った司会のSHELLYさんの場合、「一緒に生活して、その子の性格がわかるようになって、お母さんになってきたんだなと思うようになった」と、自身の経験も振り返ります。
番組では、小川さんのほか、実際に養子を迎えた女性たちが、受け入れまでの思いや、子どもへの告知について率直に語っていきます。
特別養子縁組は、さまざまな事情や理由で、実の親が育てられない6歳未満の子どもを養父母が「実の子」として育てる制度です。児童相談所、民間事業者のあっせんを受けた後、6か月以上の監護期間と、家庭裁判所の審判によって認められると、実子として戸籍に記載されます。その際、実親との法律上の親子関係はなくなります。
昨年12月には、養子縁組あっせん法が成立し、届け出制だった特別養子縁組のあっせんが、許可制になりました。
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再放送:2017年3月12日(日)午前9時~午前10時
放送チャンネル:AbemaNews
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(弁護士ドットコムニュース)