家から一歩出ると、たくさんの人々や様々な製品に囲まれている都市生活。
突然、「プライベートな空間がほしい」なんて思うことはありませんか?
自分だけの「ハウス」を自由に持ち運ぶことができたら…。
そんな願いが形になったようなアート作品「ベーシックハウス」を紹介します。
MoMAの常設コレクション♪
この作品を制作したのは、バルセロナを拠点とするデザイナーのMartín Azúaさん。
彼はこの作品を通して、「家をポケットに入れておくということは、私たちが消費生活と距離を置くこと」を表現しているのだそう。
それは「先進諸国において、製品の飽和はすでに進歩の兆しではなく、地球の脅威になっていることは明らかだ」と感じているからなのだとか。
「ベーシックハウス」プロジェクトは、2007年からニューヨーク近代美術館(MoMA)の常設コレクションの一部となっています。
ポケットに入るほどポータブル☆
「ベーシックハウス」を広げると、風をはらんで大きく膨らみます。
最先端技術で作り出された素材はふわりと風に浮かぶほど軽く、折りたたむとポケットに入れて持ち運べるほど小さくなります。
どんな季節も快適な理想空間♡
広々とした内部は、立ち上がったり寝転んでも大丈夫。
金属化ポリエステルから作られた特殊な素材は、寒いときにはしっかりと熱を閉じ込め、暑いときには内部を冷たく保つことができるのだそう。
どんな季節でも快適に過ごせる理想の空間です♡
「ほとんど何も持たずに、すべて(の自由)を持っている」という哲学的な作品。
彼の作品が気になる方は、ぜひチェックしてくださいね♪
Martín Azúa
http://www.martinazua.com/
Instgram (martinazua)
https://www.instagram.com/martinazua/
アート(まとめ)