第2回バルセロナF1合同テストが4日目最終日を迎え、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソが開幕前最後の走行を行った。
プレシーズンテスト8日目もマクラーレン・ホンダは苦境から脱することができず、午前中に電気系の断続的なトラブルが発生。アロンソはセッションスタートから約2時間後に、マシンがシャットダウンし、ターン10へのアプローチでストップ。さらに30分後、アウトラップのターン4で再びマシンを止めた。そのため午前中は19周しか走れず、タイムは1分22秒731で最下位に終わった。
チームは現時点では前日にストフェル・バンドーンが見舞われたものと同じ問題かどうかは明らかになっていないと述べている。
前夜、チームはパワーユニットとシャシーの電気系コンポーネンツを多数交換したが、トラブルは解消されなかった。
金曜午前セッションでは、走行するごとにパーツを交換し、さまざまなチェックを行いながら原因を特定しようとした。その後、午後のセッションでは確実に周回することを目指し、より大がかりな変更を、時間をかけて行った。
アロンソは15時40分にコースに復帰、セッションが終了する18時まで何度か走行を行った。この日は合計で43周、ウルトラソフトタイヤで記録した1分21秒389で13人中11位でプレシーズンテストを終えた。