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BMW、ル・マン24時間のオフィシャルペースカーを供給へ

2017年03月11日 05:50  AUTOSPORT web

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BMWは2018年からル・マンに復帰する。写真は2011年に参戦していたBMW M3 GT2
ル・マン24時間を主催するACOフランス西部自動車クラブは、BMWがペースカーをはじめ、オフィシャルが使用する車両を供給すると発表した。

 BMWは2018年からル・マンをはじめWEC世界耐久選手権のLM-GTEクラスへの参戦を発表しているが、今回オフィシャルカーの供給に関して、ACOとパートナーシップを締結することになった。

 ル・マン24時間のペースカーは、参戦するメーカーが供給することが多く、1990年代にニッサンが参戦したときには、フェアレディZやスカイラインGT-Rが採用されたこともある。近年はアウディがペースカーをはじめ、ドクターカーやマーシャルカー、ACO会長のピエール・フィヨンの車両などオフィシャルカーの供給を担っていた。

 今回の合意により、BMWのハイパフォーマンスセダンやクーペ、SUVといったさまざまな車種がル・マン24時間のオフィシャルカーを担うことになる。

「ACOはBMWとの提携を特に希望していた。我々はサルト・サーキットのオフィシャルカーをBMWが供給するという発表ができることを大いに喜んでいる」とACOのフィヨン会長はコメントを残している。