ダニエル・リカルドは、レッドブルはバルセロナでの合同テスト3日目木曜日、セットアップの面で混乱が生じ、マシンへの理解を思うように深めることができなかったとして、マックス・フェルスタッペンが走行する最終日に挽回しなければならないと語った。
リカルドは、プレシーズンテストでの最後の走行日を、タイムシート上6番手で終えた。前回走行した火曜日の時ほどにはRB13への理解を深められなかったと彼は感じている。
「僕にとって3回目のテストは期待のもてるものだったが、4回目のテストの今日は前に進めなかった」とリカルドはテストを終えて語った。
「進歩はしているのだが、今日はいくつかセットアップについて混乱してしまった」
「今夜のうちに答えが見つかることを願っている。本当にマシンを理解するのに僕たちにはあともう1日必要だ」
「まだ少し理解しなければいけないことは残っているけれど、僕にとっては良い日だった。130周近く問題なく走れたからポジティブだった」
リカルドは、レッドブルはまだポテンシャルをすべて見せていないが、メルセデスやフェラーリのレベルには達していないと考えている。
「僕たちはまだフェラーリほどのタイムを出していないから、もし目印を置くとしたら、フェラーリがメルセデスに一番近い挑戦者だということになるだろう」とリカルド。
「フェラーリは速い。すべてのテストで速いし、ロングランでもそうだったね」
「僕たちは今日は速かったとは言えない。その理由はそのうち分かると思う」
「今の時点ではフェラーリがメルセデスのペースに一番近い」
「僕たちの本当のペースはもっと彼らに近いけど、彼らのレベルにあるとは言えない。同じレベルに到達することはできるが、まだそうではないんだ」
「いつかは追いつくだろう。でももっとパフォーマンスを見つける必要がある」
リカルドは、チームメイトのフェルスタッペンがドライブするテスト最終日は、レッドブルがRB13の理解をより深めるために重要だと付け加えた。
「マックスも昨日いくつか問題があったけど、メルボルンに行くころには良くなっているよ」とリカルド。
「パワーユニットとマシンの両方において、少しずつ向上するだろう。(開幕戦オーストラリアでは)小さな新しいパーツを導入するからね」
「もう少し理解するのに明日は重要だ。マックスが走ることになっている。興味深い一日になるよ」