WRC世界ラリー選手権第3戦メキシコは現地3月9日、SS1が行われ、ユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC)がトップタイムをマーク。総合首位に立った。
ラリー・メキシコは今シーズン初のグラベルラリー。競技初日のSS1は、メキシコシティ中心部のソカロ広場に設けられた1.57kmのショートステージを2回走る方式で行われた。
第1戦モンテカルロ、第2戦スウェーデンでクラッシュを喫し、ここまで結果を残せていなかったハンニネンは、ウエット路面とドライ路面が入り交じるダンプコンディションで行われたSS1で3分37秒2というタイムを記録。
総合2~3番手のオット・タナク(フォード・フィエスタWRC)とクリス・ミーク(シトロエンC3 WRC)に対し1秒6の差を付け、ハンニネンが初日をトップで終えた。
同4~5番手はティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)、ヘイデン・パッドン(ヒュンダイi20クーペWRC)のヒュンダイ勢が続いている。
また、ラリー・スウェーデンでトヨタに復帰後初優勝をプレゼントしたヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)は、ハンニネンと6.2秒差の総合8番手につけた。
現地10日の競技2日目はSS2~8が行われ、本格的なグラベルラリーがスタートする。