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マクラーレンボス「ホンダF1との関係は揺るがない」。長期提携を改めて強調

2017年03月10日 12:01  AUTOSPORT web

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2017年第2回F1合同テスト3日目 ストフェル・バンドーン(マクラーレン・ホンダ)
マクラーレン・テクノロジー・グループのエグゼクティブディレクター、ザック・ブラウンが、ホンダF1との提携解消など全く考えていないと改めて強調した。

 プレシーズンテストでマクラーレン・ホンダには問題が連発しており、フェルナンド・アロンソはホンダの新パワーユニットは「信頼性がなくパワーもない」と厳しく批判している。

 テスト期間に入ってから、ヨーロッパメディアがマクラーレンはホンダと袂を分かつことを考えるのではないかと報道、第1回テストの際にレーシングディレクターのエリック・ブーリエは次のように述べてこれを否定していた。

「我々とホンダとの関係は極めて良好だ。この“結婚”には満足している。ただこれをうまく機能させる必要はある」とブーリエはコメントした。

 第2回テストになっても十分な走行ができない状況が続き、両者の関係を懸念する見方も出てきているが、ザック・ブラウンはこれに対し、マクラーレンはホンダとの契約を履行すると明言した。

「我々は長期的な契約を結んでいる」とブラウンはSky Sportsのインタビューにおいて語った。
「我々と彼らは共に多くの選手権を制してきた。彼らには優れたスタッフが揃っており、我々の方もそれは同じだ。両者が協力し合って問題に対処していく」

 Sky Sportsによると契約期間は2024年までの10年間であるということだが、現在の契約を最後まで履行するかとの問いに対し、ブラウンは「イエス。マクラーレンはそうする」と答えた。

 ブラウンは、ホンダが契約期間終了を待たずにF1から去る可能性もないと考えている。
「そうは思わない。彼らからはそんな様子は見られない。我々が話しているのは、いずれトップに立とうということだけだ」