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Epson Modulo NSX-GTのカラー決定。中嶋悟総監督「キレを意識して戦う」

2017年03月10日 11:01  AUTOSPORT web

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一般部門グランプリに選ばれた田嶋孝光さんのデザイン。実際に走るマシンカラーリングに採用された
スーパーGT500クラスに参戦するNAKAJIMA RACINGが走らせるEpson Modulo NSX-GTのマシンカラーリングが決定した。

 2017年も、引き続きエプソン販売株式会社からサポートを受けるNAKAJIMA RACING。マシンカラーリングは今年も一般の方からデザインを募る『エプソン・ナカジマレーシング カラーリングコンテスト』から選ばれた。

 今年のコンテストも、レーシングカー部門とチームウェア部門の2部門が設けられ、合計195通の応募があったとのこと。このなかからレーシングカーの一般部門では田嶋孝光さんが、チームウェア部門では森美乃さんがグランプリに選ばれた。

 マシンカラーリングに採用された田嶋さんのデザインは、白を青と水色のラインが鮮やかに使われ、疾走感を感じさせるもの。

 チームを率いる中嶋悟総監督も「一目で気に入りました」と田嶋さんのデザインを評する。

「シャープなラインにもキレがあり、走りでのキレも意識して、1年間を戦いたいと思っています」

「このマシンで、しばらく遠のいている表彰台に上がれるよう、精一杯戦ってまいりたいと思います」
■チームウェアデザインも決定

 ドライバーやチームメカニックたちが着用するチームウェアに採用された森さんのデザインについて、中嶋総監督は「すっきりした雰囲気でチーム全員が着用するものなので、誰にでも似合うデザインを選ばせていただきました」とコメントしている。

 また子どもたちからマシンカラーリングを募集するキッズ部門は鈴木陽太さんがグランプリを受賞。

 中嶋総監督は「イメージカラーのブルーとチェッカーを面白く配置していて、全体的なバランスも計算されているところが素晴らしいと感じました」とデザインを評価。「今後もぜひいろいろな発想を持って、デザインを続けてほしいと思います」としている。

 なお、そのほかのエプソン・ナカジマレーシング カラーリングコンテスト入賞作品はエプソン・ナカジマレーシングのホームページ(http://www.epson.jp/sponsor/nakajima/)で確認できる。

 今年はベルトラン・バゲットとAUTOBACS RACING TEAM AGURIから移籍した松浦孝亮の新コンビでシリーズに挑むEpson Modulo NSX-GT。ファンの思いをまとって走る彼らの戦いに注目したい。