4月7日から東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国で公開される同作は、士郎正宗の漫画『攻殻機動隊』をもとにした作品。日本語吹き替え版の声優陣は、スカーレット・ヨハンソン演じる少佐の声を担当する田中敦子、ピルー・アスベック演じるバトーの声を担当する大塚明夫、トグサの声を担当する山寺宏一。田中、大塚、山寺は押井守監督のアニメーション映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』や神山健治によるテレビアニメ版に参加しており、3人がアニメ版と同じキャラクターを担当する。
アニメ版の草薙素子にあたる少佐役を演じる田中は、「私たちがゴーストを吹き込んだ日本語版『GHOST IN THE SHELL』、是非劇場でお楽しみください!!」とコメント。大塚は「アニメがそのまま実写になったようなシーンもずいぶんあって、制作の方々の、原作やアニメ版に対してのリスペクトが伝わってきて、嬉しかったです」、山寺は「他のメンバーがアフレコしているところを見て、ずっと一緒にやっていた感覚が戻ってきて懐かしい気持ちになりました」と語っている。また押井監督は「皆さんプロですから、不安はありませんし、楽しみとしか言いようがないですね。実写版の吹き替えがどうなるのか、お手並み拝見です」と期待を寄せている。
■田中敦子のコメント ハリウッド版をオリジナルキャストで吹き替えられたことを心から嬉しく思っています。
目を閉じて大塚さんや山寺さんの声だけを追いかけるとアニメのシーンが浮かんでくるようで、とても不思議な体験でした。
1995年の映画『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』 あの時からずっと草薙素子が側にいてくれました。
でも相棒と言うのはおこがましいし、彼女は一番近いようで遠い存在でもあります。
公安9課のメンバー(キャスト)は私の人生の宝物だと感じています。
私たちがゴーストを吹き込んだ日本語版『GHOST IN THE SHELL』、是非劇場でお楽しみください!!