アウディ・スポーツは3月9日、5月25~28日にドイツで開催されるニュルブルクリンク24時間レースへの参戦体制を発表。2チームをワークス支援し、計4台のアウディR8 LMSを投入する。
アウディは今季のニュル24時間でアウディチームWRTに加え、ランド・モータースポーツをワークス支援。アウディチーム・ランドとして参戦させる。
これにより、2016年のADAC GTマスターズのチームチャンピオンであるランド・モータースポーツが、昨年までフェニックス・レーシングが占めていたポジションを担うこととなる。
アウディチーム・ランドには、昨年のADAC GTマスターズチャンピオンのクリストファー・ミエスとコナー・デ・フィリッピに加え、ピエール・カッファー、クリストファー・ハッサ、マーカス・ビンケルホック、ケルビン・バン・デル・リンデが参加。2台のアウディR8 LMSを走らせる。
アウディチームWRTには、ニュル24時間覇者のレネ・ラストとニコ・ミュラーに加え、3度のル・マン24時間王者であるマルセル・ファスラーがアウディのWECプログラムから“移籍”を果たした。
ファスラーはロビン・フラインス、フランク・スティップラーとトリオを結成。ラスト、ミュラーはフレデリック・バービッシュと共闘する。
アウディのカスタマーレーシング部門を率いるクリス・レインケは「今年のニュル24時間に強力な布陣で挑めることを嬉しく思う」と語っている。