ホンダのサテライトチーム、マークVDSのティト・ラバットが今週カタールで行われる開幕前最後のオフィシャルテストから復帰するようだ。
ラバットはセパンで行われた最初のオフィシャルテストで転倒し、橈骨末節骨骨折(手首骨折)、右手第5中手骨の骨折、そして右足末節骨骨折(右足指骨折)を負った。
膝の裂傷のためラバットはフィリップアイランドテストを欠場。4週間のリハビリを終え、カタールテストに参加するためにチームに合流するようだ。
しかし、カタールテストではバイクで走行する許可が下りているものの、ラバットはまだ完全には回復していないことを認めた。
「この4週間はすべてリハビリに費やした。医師と一緒に怪我と手術からの回復に努めたよ」とラバット。
「僕はまだ完治してはいないけど、バイクで走るまでには回復している。カタールでは怪我のことも考慮に入れる必要があるだろうけど、テストをやめることはできない」
「このテストはラップタイムを積極的に向上させるためのものではない。バイクへの信頼感を取り戻し、シーズン開幕戦で復帰する時に可能な限りの準備をすることが目的なんだ」
カタールテストは3月10から12日まで開幕戦カタールGPの舞台、ロサイル・インターナショナル・サーキットで行われる。