3月5日に行われたSUBARU 2017 モータースポーツファンミーティング 3月5日、スバリストにとってはシーズン開幕前の恒例イベントとなった『SUBARU 2017 モータースポーツファンミーティング』が、東京・恵比寿のSUBARU STAR SQIAREにて開催された。
冒頭のモータースポーツ体制発表では、スバル/STIの辰己英治総監督を筆頭に、今年もスーパーGT300クラスで戦う井口卓人と山内英輝、JRC全日本ラリー選手権に参戦する新井敏弘と勝田範彦、GAZOO Racing 86/BRZ Raceで初優勝を目指す久保凛太郎が登壇。抽選で選ばれた150名のファンを前に、今季に向けた抱負を語った。
3部構成で行われたトークセッションの第1部では、辰己総監督がスーパーGTついて「昨年は鈴鹿1000kmで優勝したものの、SUBARU BRZ GT300は排気量が小さく、その後のハンデウエイトに苦しめられた」とコメント。
「新車は重箱の隅を突きながらBRZの良いところを伸ばす形で開発を進め、現在98パーセントの仕上がり。スケジュールどおり来週シェイクダウンの予定です」
ドライバーの井口も「昨年は夏場に良い走りができたものの、山と谷の差が大きすぎた。今年は地元オートポリスでの開催もあるので、ぜひ勝ってチャンピオンにつなげたい」と抱負を語った。
ニュル24時間についても、新車効果による1周15秒短縮のオーダーに対し、山内が「応援が力になります。勝ってみなさんの笑顔が見たい」と自らも笑いながら応じた。
第2部にはJRC、86/BRZ Raceに参戦する新井、勝田、久保の3名が登場。
JRCでは実質的に最大のライバルとなる新井と勝田のふたりが舌戦を繰り広げ、すでに開幕戦が終了している今季の健闘をお互いに誓いあった。
第3部のドライバーによるドライバーに向けた禁断の質問コーナーでもJRCの二人が主役となり、会場は笑いにつつまれた。
イベント後半では、スーパーGTでSUBARU BRZ R&D SPORTのレースクイーンを務める『BREEZE』のメンバーが登壇。
群馬県のマスコットキャラクター『ぐんまちゃん』がサプライズで応援に駆けつけるなか、霧島聖子さん、森脇亜紗紀さん、藤谷香々さん、佐藤美央里さんの継続が明かされている。
また、ゴルフパターゲームや、モグラたたきゲームでファンとドライバーが対戦する『SUBARUドライバーズチャレンジ』などの体感型プログラムも行われた。
参加者との一体感がウリでもある『モータースポーツファンミーティング』。イベント終盤には、限定サイン入りグッズが当たる抽選会や握手会なども実施され、825名から選ばれた150名のファンは、ドライバーたちとともに週末のひと時を大いに楽しんだ。