7月15日から全国で公開される映画『パワーレンジャー』の日本語吹き替え版声優が発表された。
発表された声優陣は、パワーレンジャーのリーダー・レッドレンジャーとなるジェイソンの声を演じる勝地涼、ピンクレンジャーとなるキンバリー役を演じる広瀬アリス。ジェイソンは将来有望なフットボール選手だったがある事件をきっかけに挫折し、偶然神秘の力を手に入れるというキャラクター。キンバリーは高校の人気者グループから追放された過去を持つ美少女だ。
実写の洋画で初めて声優を担当する勝地は「自分がレッドを演じてもいいのかなという不安な気持ちもありますが、子供のころから見ていた作品に参加できることに、懐かしさと嬉しさがあります」とコメント。声優初挑戦となる広瀬は「普段からアニメを見て声優さんが大好きなので、憧れのお仕事を経験できることが嬉しいです。吹き替え版の洋画を見ながらアフレコ前にしっかり勉強して頑張ろうと思います」と意気込みを語っている。
『パワーレンジャー』は、日本の特撮シリーズ「スーパー戦隊シリーズ」を英語圏にローカライズし、1993年からアメリカで放送されているドラマシリーズの映画版。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ』『ハンガーゲーム』などを手掛けたアリソン・シェアマーと『グッド・ウィル・ハンティング』のブレント・オコナーが製作総指揮を務め、脚本を『キングコング:髑髏島の巨神』のジョン・ゲイティンズが担当している。監督はディーン・イズラライトが務める。
■勝地涼のコメント
日本のスーパー戦隊を元にした「パワーレンジャー」をハリウッドで映画化するということで、どんな映画になるのか今からとても楽しみです。自分がレッドを演じてもいいのかなという不安な気持ちもありますが、子供のころから見ていた作品に参加できることに、懐かしさと嬉しさがあります。洋画の吹き替えは初めてですが、俳優の自分を選んでいただいた意味があると思うので、キャラクターに気持ちを入れて演じられるように頑張りたいと思います。今回の役柄は、最初からレッドレンジャーとして登場するのではなく、これから“パワーレンジャー”になっていくという話なので、劇中で描かれているキャラクターと一緒にヒーローになっていけたらなと思います。
■広瀬アリスのコメント
今回、初めて声のお仕事をさせていただきます。ドラマや映画のお仕事とは少し違うので今からとてもドキドキしています。実は幼い頃、兄とスーパー戦隊を見ていたと両親から聞き、お話を頂いたときはなにか運命のようなものを感じました。普段からアニメを見て声優さんが大好きなので、憧れのお仕事を経験できることが嬉しいです。吹き替え版の洋画を見ながらアフレコ前にしっかり勉強して頑張ろうと思います。ピンクレンジャーの可愛らしさを残しつつ、かっこよく演じられたらなと思います。