紗倉まな原作の映画『最低。』のキャストが発表された。
昨年に小説家デビューを果たし、3月18日にには初長編小説『凹凸』の刊行も控えているAV女優の紗倉まな。デビュー作『最低。』はAVが女性たちの人生を大きく左右していく姿を描いた作品となる。今秋に東京・角川シネマ新宿ほかで公開される映画版では、瀬々敬久がメガホンを取る。
発表されたキャストは、平凡な日常から新しい世界へ足を踏み入れる主婦・美穂役の森口彩乃、母との確執を抱える人気AV女優・彩乃役の佐々木心音、出生に秘密を抱えた女子高生・あやこ役の山田愛奈。
森口は同作について「一見、遠い知らない世界の物語の様で、実はね...と耳元でささやかれた様な、そんな親近感のあるお話だと思います」とコメント。佐々木は「最低で最高な女性たちを、瀬々監督ワールドで、楽しんでもらえたら嬉しいです!」と語っているほか、同作で映画初主演を果たす山田は、「原作を読み、絶対にやりたい役柄だったので決まった時はとても嬉しかったです」と喜びのコメントを発表している。
■森口彩乃のコメント
紗倉さんの生み出したこの作品が、観てくださる誰かの〈力〉となる事を願って参加をさせていただきました。
一見、遠い知らない世界の物語の様で、実はね...と耳元でささやかれた様な、そんな親近感のあるお話だと思います。
撮影が終わった今は、一人でも多くの女性へ届けたい気持ちでいっぱいです。
■佐々木心音のコメント
最低という言葉が、褒め言葉に聞こえてくる現場でした。
彩乃を演じながら、私自身も物凄くもがいて生きてたように思います。
そんな最低で最高な女性たちを、瀬々監督ワールドで、楽しんでもらえたら嬉しいです!女性にも沢山観てほしいです。
■山田愛奈のコメント
原作を読み、絶対にやりたい役柄だったので決まった時はとても嬉しかったです。
あやこは、思春期のもどかしさだったり親への思いだったり色々なものを抱えていて、溢れ出す感情を私なりに演じているつもりなので、是非多くの方に観ていただきたいです!
初めての映画撮影で右も左もわからない私を温かく指導していただいた瀬々監督をはじめスタッフの皆様にたいへん感謝しています。