映画『無限の住人』で杉咲花が2役を演じていることが発表された。
杉咲はこれまでに明らかになっていたヒロイン・浅野凜役に加えて、木村拓哉演じる主人公・万次の妹・町役でも出演。凜に瓜二つの町は、万次が凜の用心棒を引き受ける動機となるキャラクターだ。今回の発表とあわせて町を捉えた場面写真も公開された。
2役を演じた杉咲は「不安もありましたが、三池組の現場に立った途端に解決しました。現場での日々は本当に楽しかったと同時に、スタッフの皆さん、キャストの皆さんの技術や演技が素晴らしく、見ているだけで悔しくなってしまう。それぐらい説得力のある場所で撮影することができました」とコメントしているほか、「演じている時に、そこで起きたことを背負い受け止めるように演じました」と明かしている。
あわせて映画本編冒頭の凜の姿を映した映像が公開。映像では、福士蒼汰演じる天津影久に殺された親の墓参りをしている凜が謎の老婆・八百比丘尼と出会い、不死身の男を探して用心棒にするよう告げられるシーンが映し出されている。
4月29日から公開される『無限の住人』は、沙村広明による同名漫画の実写映画版。不死身の肉体を持つ剣士・万次が亡き妹に似た少女・凜の用心棒となり、逸刀流の剣士らとの戦いに挑む様が描かれる。監督は三池崇史。