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高畑充希、向井理・祖母の半生記映画『いつまた、君と』主題歌を担当 唄声含む予告編も

2017年03月09日 04:02  リアルサウンド

リアルサウンド

『いつまた、君と ~何日君再来~』(c)2017「いつまた、君と ~何日君再来~」製作委員会

 高畑充希が、向井理が自ら企画した映画『いつまた、君と ~何日君再来~』の主題歌を担当することが決定し、あわせて予告編と本ポスター、追加キャストが公開された。


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 本作は、向井理の祖母・芦村朋子の半生記を綴った原作『何日君再来』を基に映画化したヒューマンドラマ。衣食住もままならない戦後の混乱期、夫・吾郎(向井の祖父)と妻・朋子が、時代の波に翻弄されながらも、日本人としての誇りを失わずに懸命に生きる模様を描く。


 主演の朋子役を尾野真千子、夫・吾郎役を向井が演じるほか、81歳となる現代の朋子役で野際陽子、朋子の娘で理の母親である真美役で岸本加世子、朋子の父・忠役でイッセー尾形、朋子の孫・理役で成田偉心、吾郎の先輩で朋子と吾郎の恩人・高杉幹夫役で駿河太郎がそれぞれ出演する。


 高畑が担当する主題歌は、朋子と吾郎を結ぶ“運命の愛の歌”となった、昭和のヒット歌謡曲「何日君再来(ホーリージュンザイライ)」を現代版にアレンジしたもの。


 このたび公開された予告編には、高畑が唄う「何日君再来」とともに、不器用だが誠実に生きる吾郎(向井)と明るく前向きに家族を支える朋子(尾野)の姿が収められている。朋子が「働かせてください」と頭をさげる模様や、家族4人で暮らすことを決意する吾郎と朋子、朋子が涙を流す様子、貧しいながらも幸せそうな芦村一家、朋子(野際)と真美(岸本)が抱きしめ合うシーンなども収録。


■高畑充希コメント
ミュージカルなどで歌う機会も多いのですが、映画の主題歌を任せて頂くというのはかなり重大なことだと思うので、お話を頂いて驚きましたし、とても嬉しかったです。
主題歌は映画の最後に流れる曲なので、映画の余韻をこわさないように歌いたいという気持ちが強かったです。
「何日君再来」は初めて聴きました。歌詞は苦しかったり、悲しかったり、喪失感を感じるのに、メロディー自体はとても明るく、だからこそすごく切なく感じました。歌詞から感じたストレートな愛情、相手のことをすごく“好き”という感情や、その人がいなくなってしまったときのポッカリ穴があいたような思い。色々な感情を自分に閉じ込めて、感じたままに歌いました。
歌詞の中で印象深いのは「いとし君、いつまた帰る」というところです。“好き”とか“愛してる”ではなく、“いとしい”という
言葉の響きがとても好きでした。
この映画は、向井さんの祖母の手記を向井さんご自身が書き起こして、それをさらに映画にされたということで、純粋にすごいなぁと感じました。私のイメージの向井さんは、すごく熱くて真面目な方です。そんな熱いチャレンジに関われることをとても幸せに思います。


(リアルサウンド編集部)