ミュージカル『ビリー・エリオット~リトルダンサー~』が、7月19日から東京・TBS赤坂ACTシアター、10月15日から大阪・梅田芸術劇場で上演される。
同作は、映画『リトル・ダンサー』の監督スティーブン・ダルドリーが演出を手掛けるミュージカル。2005年にイギリスで初演され、2006年には『ローレンス・オリヴィエ賞』で4部門、ブロードウェイ進出後の2009年には『トニー賞』で10部門を受賞した。音楽はエルトン・ジョン、脚本・歌詞はリー・ホールが担当。
物語の舞台は、炭鉱不況に喘ぐ1984年のイギリス・ダラム。幼い頃に母を亡くし、炭鉱で働く父と兄、祖母と先行きの見えない毎日を送っていた11歳の少年ビリーがバレエと出会い、度重なる苦難を乗り越えながら、プロのバレエダンサーになるために「ロイヤル・バレエスクール」の受験を目指すというあらすじだ。
日本人キャストで初上演される今回は、2015年からビリー役のオーディションを実施。応募総数1346人から選ばれた10人によるレッスン形式のオーディションを経て、加藤航世、木村咲哉、前田晴翔、未来和樹の4人が選出された。さらにビリーの父役は吉田鋼太郎と益岡徹、ビリーの才能を見出すウィルキンソン先生役は柚希礼音と島田歌穂、祖母役は久野綾希子と根岸季衣、兄トニー役は藤岡正明と中河内雅貴、オールダー・ビリー役は栗山廉(Kバレエカンパニー)と大貫勇輔がダブルキャストで演じるほか、ボクシングコーチのジョージ役に小林正寛がキャスティングされている。各キャストの出演スケジュールは、『ビリー・エリオット~リトルダンサー~』のオフィシャルサイトで確認しよう。
なお7月19日から7月23日までTBS赤坂ACTシアターでプレビュー公演を実施。プレビュー公演および8月31日までの東京公演のチケットは3月11日、大阪公演は6月3日から一般販売が開始する。9月以降の東京公演のチケット販売については後日発表。