『第67回芸術選奨文部科学大臣賞』『同新人賞』の受賞者が発表された。
文化庁が1950年から主催する両賞は、芸術の各分野において優れた業績を挙げた人物や、新たな境地を切り拓いた人物に与えられる賞。演劇、映画、音楽、舞踊、文学、美術、放送、大衆芸能、芸術振興、評論等、メディア芸術の11部門で表彰され、大臣賞には30万円、新人賞には20万円の賞金が贈られる。
今年度の受賞者は、『シン・ゴジラ』の成果で映画部門の大臣賞を受賞した庵野秀明、『この世界の片隅に』で同じく大臣賞を受賞した片渕須直、『淵に立つ』で同新人賞を受賞した深田晃司、舞踊部門で大臣賞を受賞した近藤良平(コンドルズ)、美術部門で大臣賞を受賞した鴻池朋子、同新人賞を受賞した田根剛、テレビドラマ『ゆとりですがなにか』の成果で放送部門の大臣賞を受賞した宮藤官九郎、『トットてれび』の成果で同新人賞を受賞した井上剛(NHK)、芸術振興部門で新人賞を受賞した猪子寿之(チームラボ)、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の成果でメディア芸術部門の大臣賞を受賞した秋本治、同新人賞を受賞した毛利悠子ら。全ての受賞者と受賞理由は文化庁のオフィシャルサイトで確認しよう。