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ワーゲンの超未来型“自動運転車”は運転席を完全撤廃!内部はまるでラウンジ

2017年03月08日 15:03  Techable

Techable

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世界的な車メーカーVolkswagenから、未来感たっぷりの“自動運転車”のコンセプトが発表された。

Volkswagenでは傘下の各グループ企業がそれぞれ開発やデザインを担当するため、自動車ごとに特色が強くあわられる。
・VWの自動運転車「Sedric」には運転席はナシ!
今回紹介する「Sedric(Self Driving Carの文字を組み合わせたもの)」もその1つ。Volkswagenらしいデザイン性をもった、自動運転車の開発に取り組んでいる。

普通、自動車の内部といえば、運転席、助手席、後部座席がみな前方を向いて配置されているのが定型。

このコンセプトカーは完全自動運転を目指しており、なんとハンドル操作するべき運転席を完全に取り払っている。
・既存の常識を覆す、広々とした車内空間
そのため、広々とした空間が創出され、自由な座席配置や空間取りができるようになった。車内空間はラウンジスタイル風。インテリアをイメージさせるナチュラル素材を用いている。

まるでソファのような座席、大きな窓。窓からは外の景色がよく見えるほか、高画質の有機ELスクリーンの役割も果たし、道路状況などの情報やエンターテイメントコンテンツを表示したりできるという。

車の後部部分には、竹炭を活用したエアーフィルターが配置されていて、植物などを置けるようになっており、車内空調を快適に保ってくれる。
・車のキーボタンで操作も楽々
車のキーに似たボタンツールがあり、ボタン1つで運転をスタートできるお手軽さ。

また、ボタンを操作すると、自動走行中の車の到着予定時間がわかるよう、車までの距離を色付きシグナルやバイブレーションで教えてくれるという。視覚障害をもっている人にも心強い。

このコンセプトカーは、2017年3月9~19日までスイスのジュネーブで開催される“Geneva Motor Show”で展示される見込み。まだコンセプトの段階だが、実装されたらまるでSF映画! この先が楽しみである。

Volkswagen