スズキは、3月7から開催されている第87回ジュネーブ国際モーターショーで、欧州仕様の新型スイフトを発表した。この新型スイフトは、4月よりヨーロッパ各国で発売される。
スイフトは2004年の発売以来、世界で累計530万台を販売しているスズキの主力コンパクトカーだ。
国内で人気の個性的でスポーティなデザインと高い走行性能は、欧州でも高く評価を受けており、ラリーをはじめ多くのカテゴリーで競技車両のベース車としても愛用されている。
今年1月に行われたフルモデルチェンジにより、四代目となったスイフト。軽量化と高剛性を両立させた新プラットフォーム『HEARTECT(ハーテクト)』の採用をはじめ、ハンドリング性能の向上、より個性的なスタイリングへの変化など、大幅な改良がなされている。
今回発表された欧州仕様車は、静岡県・相良工場で生産され、2017年4月より欧州各国で順次発売される。
なお、国内では1.2リットルNAエンジンに『マイルドハイブリッド』を組み合わせたハイブリッドグレードが設定されているが、欧州仕様は1.2リッターNAエンジンと、1.0リットルターボエンジンのみの設定となる。