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シャナン・ドハーティー、乳がん闘病乗り越え「とてもポジティブな気分」

2017年03月07日 16:13  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ずいぶん元気そうになったシャナン・ドハーティー
かつて青春ドラマ『ビバリーヒルズ高校白書』のブレンダ・ウォルシュ役で大ブレイクした女優シャナン・ドハーティー(45)は、2015年に「乳がんを患っています」との宣告を受けて愕然。乳房摘出には抵抗があったというが、信頼する医師団に全てを任せると決意し乳房を切除。その後は化学療法、放射線療法も無事に終え、こんなに元気な姿で公の場に戻ってきた。

乳房切除を選択し、それに続く化学療法と放射線療法も乗り越えた女優シャナン・ドハーティー。そのシャナンは化学療法を受ける姿、脱毛を前に坊主頭にする姿、治療後に「体のために」と運動に励む姿などをインスタグラムに次々と公開し、同じ経験を持つファンから多数の経験談やアドバイスを寄せられ励まされたとのこと。と同時に自分を見守るしかない家族の苦悩を目の当たりにしてきたシャナンは、今後はがん患者のみならず、彼らを支える家族にも手を差し伸べたいと明かしている。

そんなシャナンが、このほどロサンゼルスにて開催されたガラ(パーティ)に出席。そこで『Us Weekly』の取材に応じ、現在の体調などについてこう語った。

「体調はすごく良いわ。というより、良いって感じね。とてもポジティブな気分だわ。今の状態でハッピーなの。」
「がんは私にとって辛い病気であると同時に、恵みでもあるの。病気になり、自分という人間は永遠に変わったと感じるのよ。言葉では説明できないけれど、確かに人生が変わったわ。」

またこの日、感極まったシャナンはレッドカーペットでも涙を浮かべ注目の的に。辛い闘病を乗り越えての復帰は、彼女にとって言葉にはできぬほど嬉しいことだったようだ。なおこの日のシャナンのスピーチなどは、夫が近くで撮影していたとのこと。彼女のことを大変心配し「5年後には死んでいるかも」と本人に言われた際には号泣したという彼も、こんなにも元気になった妻の姿に安堵したはずだ。そして彼女のこの姿に、世界中でがんと闘う人々がどれほど希望を見出していることか。今後シャナンはがんが完全に消えたかを確認した上で「再建手術も受ける予定」といい、「今は治療にどれほど成果があったかを知るのを待っている段階」と明かしている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)