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MotoGP:ヘリコプターで新マシンを搬送。雪山でアビンティレーシングが2017年体制を発表

2017年03月07日 16:11  AUTOSPORT web

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発表会に登場したエクトル・バルベラ(左)とロリス・バズ(右)
3月6日、スペインとフランスに挟まれたアンドラ公国で、MotoGPクラスに参戦するレアーレ・アビンティアレーシングが2017年の体制発表会を行なった。

 発表会はアンドラで開催される四輪のアイスレース、Gシリーズの特設コースで行なわれ、ヘリコプターで新カラーリングのドゥカティ・デスモセディチGPが搬送された。

 チーム体制としては同チームで5年目となるエクトル・バルベラと、2年目のロリス・バズのコンビでMotoGPクラスに挑む。また、発表会ではバルベラのカタールテスト欠場が発表された。

 バルベラは先週、バレンシアでトレーニング中に転倒し、左鎖骨を骨折。先週の木曜日にバルセロナで手術を受けた。

「最悪のタイミングでけがをしてしまい、来週のカタールテストには参加できないだろう」とバルベラ。

「シーズン開幕戦の前にリスクを犯しても仕方がない。開幕戦までに完全に回復するように家で治療に専念するのが一番いいだろう」

「正直に言って、最初の2回のテストで出てきたすべての課題のことを考えると、このけがは大きな問題だ。でも前向きに考えなければ。チャンピオンシップが始まるころには完全に治るのだから」

「発表会は最高だった。バイクは美しい。後は、開幕から表彰台争いに加わり、トップ5入りに向けて闘うだけだ」

 最高峰クラス2年目の挑戦となるバズは次のようにコメント。

「今年の発表会は昨年以上だ。昨年は雪の上を走ったけど、今年はヘリコプターがバイクを運んで来てくれた」

「マシンのカラーリングは美しい。金曜日からのロサイルテストが楽しみだ」

「開幕戦に向けて準備がしたい。昨年はケガで思うように行かなかったけど、今年は多くのレースでトップ10争いができる」