ランボルギーニは3月9日に開幕するジュネーブモーターショーで、最新モデルの『ランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテ』を発表する。
先日、ニュルブルクリンク北コースで市販車最速タイムを塗り替えたことが発表されたペルフォルマンテ。軽量化技術やシャシー、四輪駆動システムなど、同社の最新技術がふんだんに盛り込まれている。
軽量化に関しては、同社独自の『フォージドコンポジット』を採用。この素材をフロントとリヤのスポイラーやボンネットなどに活用し、総重量を40kg削減することに成功したという。
エンジンはランボルギーニが開発してきたなかで、もっともパワフルだという5.2リッター自然吸気V10エンジンを搭載。最大出力640馬力を発生させる。時速100キロまでの加速は2.9秒、最高速度は時速325キロを超えるとのこと。
エアロダイナミクスにはペルフォルマンテ専用に開発された『エアロダイナミカ・ランボルギーニ・アッティーヴァ(ALA)』が投入されている。このシステムでは、高速走行中や低抗力時に、能動的に空力負荷を変化させるもの。
高速航行時、ALAをオンにすると、フロントのフラップが開いてフロントスポイラーにかかる空気圧を削減。またフロントから車体底部へ空気を導くことで、加速やトップスピードが向上するという。
アウトモビリ・ランボルギーニのステファノ・ドメニカリ社長兼CEOは「本モデルは、完璧なパフォーマンスを発揮するクルマを目指してきたランボルギーニによる技術開発の結晶だ」とペルフォルマンテを表現する。
「ランボルギーニのDNAや革新、そして業界を牽引するスーパースポーツカーづくりに必要なすべてのアプローチが詰まっている。サーキットと公道の両方におけるパフォーマンスの素晴らしさは、これまでランボルギーニが開発してきたV10量産車のなかでも最高峰と言えるだろう」
「まさに”ランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテ”の名にふさわしいクルマだ」