フランスのPSAプジョーシトロエンとゼネラルモータース(GM)は、GM傘下の子会社であるオペル、ボクスホール、そしてGMのヨーロッパにおける金融商品を合計22億ユーロでPSAが買収すると発表した。
PSAプジョーシトロエンは、プジョー、シトロエン、DSなどのブランドをもつグループで、モータースポーツでもブランド戦略を活かしながらプジョーはダカールラリー、シトロエンはWRC、DSはフォーミュラEなどを中心に展開している。
一方、GMの傘下にあったドイツのオペル、イギリスのボクスホールは近年はモータースポーツ活動は少なかったものの、ヨーロッパではブランドとしての存在感は健在だった。
今回のオペル/ボクスホール買収により、PSAはヨーロッパで2番目の自動車会社となった。
「我々はオペル/ボクスホールとともに力を合わせることを誇りに思っている」と語るのは、PSAのCEOのカルロス・タバレス。
「そしてオペル/ボクスホールの素晴らしいスタッフたち、ブランド、歴史を尊重していく」