約10分後にグリーンフラッグが振られ、各車コースに戻っていくが、ほどなくして、小雨が降っているとの文字情報が入ってくる。だが、この影響はほとんど無かった模様で、セッション残り30分を切ったところで、午前中のセッションで2度クラッシュを喫したヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が、ガスリーを上回る1分36秒936を記録しトップに浮上した。
その後しばらくはルーキー勢がワン・ツーを形成していたが、セッション終了約20分前にロッテラーが1分36秒514のトップタイムをマークする。ロッテラーはさらにアタックを続け、セッション終了間際に1分35秒657という、14年に自身が記録した1分36秒996を大幅に上回るタイムを記録してみせた。2番手に続いたのはチームメイトの中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)。3番手は石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)、4番手にはガスリーが入り、ホンダ勢トップの位置で合同テスト初日を終えた。