鈴鹿サーキットの2017モータースポーツファン感謝デー翌日恒例となった全日本テストが行なわれた。参加したのはヤマハ、ヨシムラ、ハルク・プロ、モリワキ、カワサキ、チームカガヤマのJSBライダーたち。さらにTSRの耐久チームから3人が顔をそろえた。
この日の鈴鹿サーキットは雨の予報が出ていたものの、何とかドライコンディションで午前、午後に1時間10分ずつのセッションが行なわれた。
午前中は新型GSX-R1000にまたがった津田拓也(ヨシムラスズキMOTUL)が2分7秒542でトップ。ディフェンディングチャンピオン中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が2分7秒547と僅差で2番手につける。3番手は今回のテストに新型車のデリバリーが間に合わずに昨年のマシンで参加した高橋巧(MuSASHi RT HARC-PRO.Honda)。ここまでの3人が2分7秒台。
午後は中須賀が2分6秒811をマーク。王者の貫録を見せつける。しかしセッション終了1分前に高橋が2分6秒652で逆転。チェッカーが振られて津田が最終アタックをかけたが2分6秒746で2番手。高橋がトップでテストは終了した。